「穀雨」(こくう)、春の雨は、作物にとって恵の雨です
旬の食材では、アサリ、新ごぼう、木の芽などがあり、植物では、ツツジが色とりどりの花を咲かせます。春の土用は食中毒など、胃腸をこわしたり、疲れやすくだるくなりがちです。寒い日が続いていましたが、一転して暑くなり花が咲いて陽気が強く感じられるようになってきました。
しかし、上空の寒気が不安定でお腹の冷えが残っている方が多いようです。水分の摂りすぎには注意しながら、暑く感じても飲み物には氷を入れないようにしましょう。大豆は胃腸を丈夫にして水分の代謝も良くしてくれます。大豆は味噌や醤油や納豆の原料ですのでこれらも有効です。氷入りの飲み物はアレルギーを悪化させますので、十分ご注意下さい。
地球が太陽の周りを一周する365.24日を一年としている。
月(太陰)の満ち欠けを基準とした一年は354日、太陽が示す一年は365日と約11日もズレが生じる。そこで、正しい季節を知るために、太陽が示す一年を二十四分割し、「二十四節気」や「七十二候」とし、月が示す日付と太陽が示す季節を組み合わせたものが、「太陰太陽歴」=「旧暦」だ。
次は「立夏」(りっか)、夏の気配が少しずつ強くなっていきます。
引用 Kinetic Forum